受診前の準備〜フーナーテスト・子宮卵管造影〜
こんにちわ!プレミアムフライデーですね!
だからといってなんら変わりない1日ですが(笑)
今回は受診前の準備
3,排卵日前後に受診前の朝もしくは前夜に性交渉をもつ
について解説いたしますので最後までお付き合いお願い致します(^^)
どうしてわざわざ性交渉をもってから初診に行くのが良いのか?
それはフーナーテストと言われる
前々回お話した不妊検査のホルモン採血よりも最初に行うことの出来る1番最初の不妊検査を受ける事ができるのです!
フーナーテスト(性交後試験、ヒューナーテストともいいます)とは、
排卵が近い妊娠の可能性の高い時期に、性交渉をもっていただき
診察時に女性の子宮頸管粘液を採取し、400倍視野で運動精子がどのくらい観察できるかをみる簡単な検査です。
1視野あたり、運動精子10匹以上観察できたら良好と判断。
わたし的に簡単に言うと卵管内に元気な精子がどれだけいるかを見る検査ですね!
もし元気な精子が少なかったり、精子が1匹もいない時はパートナー様に原因がある可能性が出てきますので詳しく状態を調べる為精液検査を行う必要があります。
(※こちらの精液検査も2種類あります。また後日お話しますね(^^))
精子の数や運動率が悪くなければこのままタイミング療法で自然妊娠できる可能性があります。
もしそれでも妊娠成立しなかった場合女性に原因がある可能性がありますので、前回お話したホルモン採血を行い
検査結果に異常がなければ次は子宮卵管造影検査に進むと言う流れが一般的かと思います。
こちらの卵管造影検査についてですが
子宮卵管造影検査(通称HSG)は造影剤を用いて子宮内腔の状態と卵管の通過性を調べる検査です。
これは卵管が詰まっていないか、子宮の内側の状態(子宮奇形など)を調べる専用のお薬を注入してレントゲン撮影をする検査です。
検査自体は担当医の方によりますが大体10〜15分程度で終わるかと思います。
ちなみにこの検査、結構痛いらしいです(´-`).。oO
ウチの院長はすごく上手らしく早いし全然痛くないそうですが(患者様と検査済みのスタッフ談)
でも、すこし痛い分少し恩恵もあります!
造影剤と呼ばれるお薬を卵管内に注入して撮影するので
軽度の卵管の詰まりだったら取り除けるし
お薬を注入することによって卵管の通りが良くなり半年間くらい妊娠しやすくなるのです!
もしなにかポリープや子宮内に癒着など異常がみられたらそれが原因かもしれないので対処していくといった感じですね。
少し痛みを我慢しなくてはいけませんが
これもとっても大切な検査です。頑張って受けてみて下さい(^ω^)
ちなみにこの子宮卵管造影検査にはいくつか注意事項がありまして
わたしが1番口酸っぱく患者様にお伝えしていたのが
月経中や出血のある時は行えません(微量でも不可)
月経1日目から検査後最短3日後までは性交渉禁止
これは妊娠の可能性があると、この検査では造影剤つまりお薬を卵管内に注入するので
もし妊娠していたとして胎児に何らかの問題が起きてはいけないからです。
これを踏まえて検査に挑みましょうね!
フーナーテストをメインにしようと思っていたのに
卵管造影の話のがボリューミーになりましたね(笑)
まだまだ説明不足な感じがありますが
今回はこのあたりで(^ω^)